高知 仕入れの旅
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仕入れの旅
前回のつづきです。
小坂明さんのところにうかがった翌日
工房を見せていただきました。
小坂さんのめし碗を削る作業を
撮影させてもらいました。
ご覧ください。
前の日にロクロで挽いためし碗
お手製の道具で仕上がりの高さを測ります。
先ず、側面を鉋を使って削ります。
少し柔らかいかなと思える状態で削ります。
そして、高台の内側。
均一になったか手で調べます。
均一になるようにさらに削ります。
流れるような作業で見ていてうっとりします。
削り終えたら、
拭き漆で仕上げるためのベース作り。
表面を磨きます。
最初は、水牛の角で出来たヘラで。
次にスプーンの裏を使って全面をつるつるにします。
内側も、磨きます。
金属のスプーンをつかって丁寧に。
出来上がったら、棚板に載せて乾かします。
この器をサヤに入れて炭化焼成した後に、
漆を塗って低温で焼き付けたものが
黄色い鳥器店でも人気の「拭き漆」の器です。
焼き上がるとこんな感じのめし碗になります。
手に吸い付くような感触には、
ちょっとビックリさせられます。
このめし碗で食べるとごはんがとっても
おいしく感じます。
工房にはお手製の美しい道具がたくさん。
工房からの眺め。窓の外は緑がいっぱいでした。
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