「寺門広気」+「つむぎや」
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つむぎや
![IMG_4999.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_4999.jpg)
今年最後の展示は、寺門広気さん。
12月7日(金)から始まります。
その展示に合わせて、12月8日(土)には
黄色い鳥器店3階に「つむぎや」が
1日限定で料理店をオープンします。
※詳しくはこちらをご覧ください。→ ☆
先日、その打ち合わせに
「つむぎや」のマツーラさんと金子さんと
寺門さんの工房へうかがいました。
寺門さんの器に「つむぎや」の料理を盛りつけ、
手巻きごはんをみんなで愉しくいただきます。
まずは、今日の料理の説明を。
![IMG_5002_20121116213715.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_5002_20121116213715.jpg)
寺門さんの器、いろんな絵が描かれていますが
お料理が映えます。
![IMG_5005_20121116213715.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_5005_20121116213715.jpg)
工房へもお邪魔しました。
![IMG_5022.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_5022.jpg)
素焼きを終えて絵を描かれるのを待つ器。
どんな絵が描かれるのでしょうか?
![IMG_5014.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_5014.jpg)
人気の小皿。たくさん焼き上がっていました。
![IMG_5020.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_5020.jpg)
工房での寺門広気さんと「つむぎや」のおふたり。
![IMG_5016.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_5016.jpg)
「にやり。」
![IMG_5026.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_5026.jpg)
「にやり、にやり。」
![IMG_5025.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_5025.jpg)
高知 仕入れの旅
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仕入れの旅
前回のつづきです。
小坂明さんのところにうかがった翌日
工房を見せていただきました。
小坂さんのめし碗を削る作業を
撮影させてもらいました。
ご覧ください。
![IMG_3201.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3201.jpg)
前の日にロクロで挽いためし碗
お手製の道具で仕上がりの高さを測ります。
![IMG_3165.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3165.jpg)
先ず、側面を鉋を使って削ります。
少し柔らかいかなと思える状態で削ります。
![IMG_3171.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3171.jpg)
そして、高台の内側。
![IMG_3174.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3174.jpg)
均一になったか手で調べます。
![IMG_3177.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3177.jpg)
![IMG_3182.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3182.jpg)
均一になるようにさらに削ります。
流れるような作業で見ていてうっとりします。
削り終えたら、
拭き漆で仕上げるためのベース作り。
表面を磨きます。
![IMG_3192.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3192.jpg)
最初は、水牛の角で出来たヘラで。
![IMG_3197_20121107211827.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3197_20121107211827.jpg)
次にスプーンの裏を使って全面をつるつるにします。
内側も、磨きます。
![IMG_3160.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3160.jpg)
金属のスプーンをつかって丁寧に。
出来上がったら、棚板に載せて乾かします。
![IMG_3198.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3198.jpg)
この器をサヤに入れて炭化焼成した後に、
漆を塗って低温で焼き付けたものが
黄色い鳥器店でも人気の「拭き漆」の器です。
![スクリーンショット(2012-11-07 21.51.44)](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/20121107215223bde.png)
焼き上がるとこんな感じのめし碗になります。
手に吸い付くような感触には、
ちょっとビックリさせられます。
このめし碗で食べるとごはんがとっても
おいしく感じます。
工房にはお手製の美しい道具がたくさん。
![IMG_3131.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3131.jpg)
工房からの眺め。窓の外は緑がいっぱいでした。
![IMG_3208.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3208.jpg)
高知 仕入れの旅
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仕入れの旅
11月9日(金)から始まる小坂明さんの器展。
そのうち合わせにこの夏、小坂明さんの工房を訪ねました。
高知空港で車を借り、先ず桂浜でこの方にご挨拶を
![IMG_3078_20121106113410.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3078_20121106113410.jpg)
した後、小坂さんの工房のある須崎市へ向かいます。
小坂さんのご自宅兼工房は、須崎の小さな半島の上にあります。
![IMG_3216.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3216.jpg)
リビングからの眺めは帰りたくなくなるほど。
![IMG_3086_20121106113932.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3086_20121106113932.jpg)
小坂さんの器でいただく枝豆。
器も目に美味しかったです。
![IMG_3084.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3084.jpg)
高知名物「チャンバラ貝」。
![IMG_3092.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3092.jpg)
器は最後の調味料と言います。いい器です。
![IMG_3094_20121106113931.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3094_20121106113931.jpg)
工房に初めてうかがって
小坂さんの器を見たとき、
ちょっと地味過ぎるかなと思いました。
それと黄色い鳥器店で扱うには
少し高級かもしれないと..。
そんな時、「食器棚にはいろんな作家の器があるけれど、
なぜか手にしてしまうのは小坂さんの器。
ほんとうに使いやすい器を作られるおススメの作家よ。」
と、小坂さんをご紹介してくださったギャラリーSUMIさんの
言葉を思い出して、とりあえず自分用に急須と湯呑みをいただいて帰ってきました。
あの時からわが家の食卓では小坂さんの器が
大活躍していいます。個展に通い
拭き漆のめし碗、長湯呑み、粉引きの中鉢
いろんな器を買い揃えました。
使う度にいい器だなーと実感させられます。
使いやすいということにこだわった時代に
流されない器ってこういうものなんだなと実感します。
SUMIさんに感謝です。
高知の美味しいものをいただいた後、
大きな楠があるご近所の神社へも案内していただきました。
![IMG_3096_20121106113931.jpg](http://blog-imgs-50.fc2.com/k/i/i/kiiroitoriutuwa/IMG_3096_20121106113931.jpg)
この大楠の木が、小坂さん家族がこの土地に住む
きっかけのひとつになったそうです。
続きは、また明日。
工房での小坂さんの制作風景をご紹介します。
お楽しみに。